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(3)◆トミイの魅力 大川橋蔵の全映画アルバム (1958年8月)

(3)トミイの魅力 大川橋蔵全映画アルバム (1958年ハンドブック社8月発行)より抜粋し掲載していきます。
❶2023.11.3掲載
  
      表表紙                           裏表紙 鮮血の人魚

  


    トミイの若さま侍


❷2023.11.24掲載
孤独なひとときは明日への希望を秘めて!!


風立ちぬ真夏の午さがり、風鈴の音に耳傾けながら過ぎし日々を思うトミイのやさしいひとみ、胸に秘めた乙女への郷愁でしょうか。ほのかに微笑さえたたえて。


粋でさばけた若さまのおしゃれの秘密は? 青いパイプの煙が知っています。


「おーい・・・」橋蔵の明るい若い声が湖水を渡っていく。答える人はヨットの乙女か?


「あーあ、よくねた。」睡眠十分のトミイは、夏の青空のようにごきげんです。いつまでも若い橋蔵のたのしい午後の一時でした。



❸2023.12.6
つま弾く三味線の音にも、きびしい芸への精進が感じられる。想うは養父六代目の在りし日か?


なんでもとことんまでやらなければ気がすまぬ、というトミイの面目やくじょたるこの表情! さすがに歌舞伎の名門の出だけに勉強ぶりも真剣です。


ヨットとプール
夏がきた! 橋蔵の好きな真夏がやってきた。真夏のすばらしさをささやく紺碧の水を求めて、橋蔵は琵琶湖畔へ・・・・
「さあて、得意のヨットにしましょうかな? それともザブンと飛び込もうかな?





❹2023.12.26掲載
※トミーとファン
トミイには一日百通前後のファンレターが送られてくる。「お便りをくださった方全部に、お返事をかきたいのですが、時間がないものですから・・・」と、まじめな橋蔵にとっては、それが一番気がかりらしい。だからファンなが撮影所に訪ねてくれば、セットの合間に接待につとめている。後援会の人達にとって、スクリーンをはなれた橋蔵の日常のやさしさが、またなんともいえない魅力のひとつになっている。だから橋蔵ファンの層はまことに広い。




※久しぶりの東京の休日。千鳥ヶ淵の芝生で強い夏の陽ざしをあびる橋蔵さん! ライトの光にならされた肌に、自然の輝きは心地よい。




❺2024.1.24掲載
🐕トミイと白ちゃん
「京都は仕事の町、東京は憩いの町・・・・」という橋蔵は撮影の合間をぬっては、東京の自宅に戻って来る。その橋蔵を一番先に向えるのは、スピッツの白ちゃんである。フサフサとしたやわらかい毛に包まれた白ちゃろんを抱きあげると、仕事の悩みがたちまち消え去ってしまう。わずかな休日を犬とたわむれて過ごす橋蔵の居間もなお、消えぬ童心が、画面の美しさを支えているのだろう。ある日、白ちゃんは長い汽車の旅をへて橋蔵の京都の住居に辿りついた。加茂川の土手を橋蔵と歩く白ちゃくは満足そうである。


「城ちゃん、よく来たね。京都の町もきれいだろ」


「ワンとまあきれいだって? 白も話せるぜ」


「城ちゃん、カメラの方を見て笑うんだよ」


❻2024.2.20掲載
😉トミー表情集
橋蔵の表情には、ういういしい若さの輝きがある
いたずらっ子がいたずらを見つけられた時によくやる照れたような上目づかい。
あの肩をすくめたような、いうにいわれぬかわいらしい表情・・・・・。
と思うと悪に立ち向かう、激しい負けん気な表情もある。
形のよい小さめの唇が一文字に引き締まり、柔和な眼差しが怒りのためにキラキラときらめく。
ホッソリとした体からなに者にも負けない激しい気力が発散する。










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